コースレーティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:34 UTC 版)
「ハンディキャップ (ゴルフ)」の記事における「コースレーティング」の解説
詳細は「コースレート」を参照 コースレーティング、(スタンダード)スクラッチスコア、スクラッチレーティング、スタンダードレーティングなどと呼ばれる数値は、ゴルフコースにおいて、あるティーセットに対するスクラッチゴルファーの平均的な「調子が良いときのスコア」を示し、いずれも似たような数値となる。パー72のコースでのコースレーティングは一般的には 67 から 77 の間にどこかを取る。コースレーティングの計算方法はシステムによりそれぞれ異なるが、距離とコース上の障害物が大きなファクターになるのは共通である。いくつかのシステムではこの二つのファクターのみ、あるいは距離のみが考慮されるシステムも存在するが、最新のハンディキャップシステムでは「USGA コースレーティングシステム」と呼ばれる多種の要素、例えば標高、フェアウェイの広さ、ラフの長さ、グリーンの大きさや形状その他を考慮に入れた計算法を採用している。 一部のハンディキャップシステムでは、プレーする日によって変わる条件(ティー位置やホールカップの位置、グリーンのスピードといったコースセットアップ、天候など)を考慮してコースレーティングの調整を行うスキームも持っている。この調整値をWHSでは "Playing Conditions Calculation, PCC"、CONGUでは "Competition Scratch Score"、オーストラリアでは "Daily Scratch Rating"、南アでは "Calculated Rating" と呼ぶ。 コースレーティングに似た用語としてボギーレーティングがある。これはボギーゴルファーの視点でのコースの困難さの尺度である。
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