カンツォネッタとは? わかりやすく解説

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カンツォネッタ【(イタリア)canzonetta】

読み方:かんつぉねった

16世紀後半流行した、軽い気分小歌曲。短いカンツォーネ


カンツォネッタ

英語表記/番号出版情報
ブリッジ:カンツォネッタCanzonetta作曲年1926年  出版年1927年  初版出版地/出版社Winthrop Rogers 
ペッテション=べリエル:カンツォネッタCanzonetta作曲年1888年 
ラヴィーナ:カンツォネッタCanzonetta Op.77
マルモンテル:カンツォネッタCanzonette Op.180
プリューダン:カンツォネッタConzonetta

カンツォーネ

(カンツォネッタ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 19:44 UTC 版)

カンツォーネ (: Canzone) は、イタリア語では単に「」を指す単語である。小規模のカンツォーネのことをカンツォネッタ (Canzonetta) と呼ぶ。ただし日本で「カンツォーネ」といった場合、以下のものを指すことが多い。

  1. 主にクラシック音楽歌手によって歌われる、1880年代末から1920年代に書かれ普及した[1][2]イタリアの大衆歌曲、特にナポリのもの(カンツォーネ・ナポレターナ、Canzone napoletana)。「オー・ソレ・ミオ」「フニクリ・フニクラ」などが知られる。
  2. 1960年代1970年代に日本で流行したイタリアのポップスのこと。有名曲には、ボビー・ソロの『ほほにかかる涙』などがある。作曲家には、ジョバンニ・フスコ[3]エンニオ・モリコーネ[4]らがいる。
  3. このほか、1.の「カンツォーネ・ナポレターナ」の隆盛よりも以前の18世紀から19世紀に流行したヴェネツィア歌謡としてのカンツォーネ(カンツォーネ・ヴェネツィアーナ、Canzone veneziana)には「ゴンドラのブロンド(La biondina in gondoleta)」「愛しのわが子」などがある。

主な楽曲

イタリアン・ポップスの曲

主な日本人歌手

脚注

  1. ^ Frasca, Simona (2014). Italian birds of passage:the diaspora of Neapolitan musicians in New York. New York: Palgrave Macmillan. ISBN 9781137322418 
  2. ^ Vitale, John L. (2016). “Exploring Canzone Napoletana and Southern Italian Migration Through Three Lenses”. California Italian Studies 6 (2). https://escholarship.org/uc/item/6bc4642h. 
  3. ^ 「太陽はひとりぼっち」の音楽を担当
  4. ^ 「太陽の下の18歳」の音楽を担当
  5. ^ a b 「世界を虜にしたナポリ民謡(カンツォーネ・ナポレターネ)12曲 ①」”. accademia-italiana.jp. 2018年10月10日閲覧。

「カンツォネッタ」の例文・使い方・用例・文例

  • カンツォネッタという歌曲
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