tracとは? わかりやすく解説

Trac

名前 チャック; チュンニ

Trac

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/15 06:32 UTC 版)

Trac
開発元 Edgewall Software
最新版
1.6 / 2023年9月24日 (16か月前) (2023-09-24) [1]
リポジトリ
プログラミング
言語
Python
対応OS クロスプラットフォーム
種別 プロジェクト管理
ライセンス 修正BSDライセンス
公式サイト trac.edgewall.org 
テンプレートを表示

Trac(トラック)は、ソフトウェアのプロジェクト管理バグ追跡のためのツールである。ウェブベース、オープンソースであり、CVSTracに影響を受けた。Edgewall Softwareにより開発され、保守されている。

TracはPythonにより実装されている。2005年の中ごろまではGPLで配布されていたが、バージョン0.9以降は修正BSDライセンスで配布されている[2]。 修正BSDライセンスとGPLは、どちらも自由ソフトウェアライセンスである。

Windows環境向けにはWindows上にSVN/Trac含めた環境を簡単に構築できるTrac Lightningがある。

機能

Tracはバグデータベースバージョン管理ウィキ間のハイパーリンク情報を提供する。 また、SubversionGitMercurialBazaarといったバージョン管理システムへのウェブインタフェースも提供する。またテスト管理システムTestLinkとも連携可能。 現在のバージョンのTrac(0.11以降)では、フロントエンドにGenshiというテンプレートシステムを用いている。0.10以前はClearSilverというテンプレートシステムを標準で利用していた。[3]

その他の機能:

  • プロジェクト管理(ロードマップ、マイルストーンなど)
  • チケットシステム(バグトラッキング、タスク)
  • きめこまやかなパーミッション設定(ver 0.11以降)
  • 最近の活動のタイムライン
  • ウィキMoinMoinに似た文法)
  • カスタマイズ可能なレポート
  • VCS Webインタフェース
  • RSSフィード
  • 複数プロジェクトのサポート
  • iCalendarのエクスポート
  • 複数リポジトリのサポート(ver 0.12以降)
  • インタフェースのローカリゼーション(ver 0.12以降)

脚注

  1. ^ Trac 1.6 Released” (2023年9月24日). 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ TracLicense - The Trac Project”. Edgewall Trac. 2007年3月6日閲覧。
  3. ^ ClearSilver - The Trac Project”. Edgewall Trac (2007年1月27日). 2007年2月6日閲覧。

関連項目

外部リンク


Trac

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 14:37 UTC 版)

トラック」の記事における「Trac」の解説

Trac - オープンソースプロジェクト管理ツール

※この「Trac」の解説は、「トラック」の解説の一部です。
「Trac」を含む「トラック」の記事については、「トラック」の概要を参照ください。

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