siRNAとmiRNAとは? わかりやすく解説

siRNAとmiRNA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 15:07 UTC 版)

リボ核酸」の記事における「siRNAとmiRNA」の解説

詳細は「siRNA」を参照 詳細は「miRNA」を参照 短鎖RNA由来によって名称が異なる。人工的に作られたものin vivoでdsRNA前駆体から生じたものはsiRNAという。miRNA遺伝子から作られる前駆体RNA由来する。この遺伝子発現する細胞内特定の遺伝子調節機能発揮するmiRNAmiRNA遺伝子から長い一次転写産物であるpri-miRNAとして転写される。pri-miRNAの中には将来miRNAとなる配列含まれておりその部分ヘアピン状の高次構造とっている。DroshaというRNase III酵素ヘアピン構造切断しpre-miRNAにする。内のpre-miRNAはExportin-5によって細胞質運ばれ細胞質Dicerによってpre-miRNAは切断されmiRNAとなる。miRNARISC形成し標的RNA認識するガイド分子として働く。このようにsiRNAmiRNA21塩基前後長さ機能性ncRNAであり、RISCの中のsiRNAとmiRNAを化学組成機能見分けることはできず、あくまで由来分類する

※この「siRNAとmiRNA」の解説は、「リボ核酸」の解説の一部です。
「siRNAとmiRNA」を含む「リボ核酸」の記事については、「リボ核酸」の概要を参照ください。

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