重ね板ばね
複数の板要素の長さを段階的に変化させて、等応力になるような形状に重ねた板ばねの集合体のこと。構成要素のリーフばねは、中央部のセンターボルトと複数のクリップを用いて組み立てる。車軸懸架装置用半楕円式ばねはフレーム下方の空間を有効に利用するために、要素ばねをあらかじめ成形したもの。1番リーフは、緩衝機能と同時に懸架リンクの機能も果たすために、ばねとしての単位当たり蓄積エネルギーを、ほかのリーフより小さめに設定する。また、両端を円筒状に成形し、取付け用ブッシュを挿入する。2番リーフを延長し、重ねて円筒の一部とする構造を2番巻きと呼ぶ。トラック、バス用。
Weblioに収録されているすべての辞書から重ね板ばねを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 重ね板ばねのページへのリンク