二次回収法

二次採収法
【英】: secondary recovery method
同義語: 二次回収法
油層およびそれを含む貯留岩中の流体が元来保有する自然の排油エネルギーを利用した一次採収法による生産が減退した後、水や天然ガスを油層に圧入することにより、人工的に排油エネルギーを与え、採収率の増加を図る方法を二次採取法と呼ぶ。二次採取法は生産が進み、油層圧力が低下した状態において水を圧入し、油層圧力を回復させるとともに油の産出量を増加させる水攻法(water flood)と、生産開始時から、または開始後の比較的早い段階に流体を圧入し始め、油層圧を高く維持しながら生産レートも高く保つことを目的にした油層圧維持法(pressure maintenance)とに分けられる。後者の場合の圧入流体として水や天然ガスが使われる。水攻法と油層圧維持法の違いを概念図で示す。![]() |

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