present valueとは? わかりやすく解説

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現在価値

【英】:Present Value

読み方】:ゲンザイカチ

将来キャッシュフロー現時点における価値のこと。たとえば現時点において手元有している100万円と1年後手元入ってくる100万円では、現在持っている100万円の方が価値が高い。

将来価値を現在価値に置きなおす場合には、将来キャッシュフロー÷ {(1 + 割引率) ^ 年数} で計算される

2年後手元に入る100万円を割引率5%で現在価値に計算しなおすと、100万円÷ {(1 + 0.05) ^ 2} = 907029円となる。

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現在価値

別名:PV
【英】present value

PV=CF1/(1+r)+CF2/(1+r)^2+CF3/(1+r)^3… CFN:N期のキャッシュフロー r:割引率

将来受取るキャッシュフロー現在の価値ではいくらに相当する割引率用いて現在の価値割戻したもの。割引率とは、将来価値から現在価値を算出するときに使う割合を指す。

例えば、1年後の110万円将来価値)を割引率10%割引く現在の価値100万円になる。

IRR等の投資判断指標において時間軸異なキャッシュフロー取り扱う場合上記式を用いる。

IRR導かれ割引率資本コスト資金調達コスト)より高ければ投資すべきであり、低ければ投資すべきでない判断する


現在価値

読み方げんざいかち
【英】: present value
同義語: 割引現在価値  

利子率貨幣時間価値)の存在のために、将来貨幣収支の現在時点から見た価値は、当該収支名目価額対し時間あたりの利子率および現在時点から当該将来時点までの時間応じた一定比率だけ減じる割り引くdiscount)心要がある。年間あたり利子率を r としたとき、現在から n 年後の収支の現在価値割引率繰延係数とも呼ばれる)は、1/(1+r)n与えられ、 n 年後の収支額Fの現在価値は F/(1+r)n となる。利子率による割引では、貨幣純然たる時間価値のみが考慮対象とされ、インフレーション経済下での時間の経過による貨幣交換価値購買力)の低下や、将来貨幣収支そのもの不確実性については考慮されていない油田開発のような投資プロジェクトにおいては当初資金支出対し投資収益としての資金収入は、時間的に将来長期間わたって繰り延べられるので、一般に投資プロジェクト経済分析投資利益率算定)に当たっては、あらかじめ将来収入を現在価値に割り引いたものを、当初投資対比することによって投資利益率求め必要がある

現在価値

(present value から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/08 06:58 UTC 版)

現在価値(げんざいかち)とは、発生の時期を異にする貨幣価値を比較可能にするために、金融用語では将来の価値を一定の割引率(discount rate)を使って現在時点まで割り戻した価値である。




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