ハッシュ関数とは? わかりやすく解説

ハッシュ関数

読み方ハッシュかんすう
【英】hash function

ハッシュ関数とは、暗号化誤り改ざん検出などに使われる、あるデータからそのデータ要約する数列生成する演算手法のことである。

ハッシュ関数における「データ要約する数列」とは、固定長疑似乱数列である。これは、ルールのない乱数列のように見えるが、実際にはある理論によって求められているという性質をもっている。この数値ハッシュ値などと呼ばれることもある。

理想としては、異なデータから異なハッシュ値生成されることが望ましいが、一般的にそれは難しい。実用的には、似ている2つデータから似ているハッシュ値生成されないことや、元のデータハッシュ値等し別のデータ簡単に生成できないことなどの要件満たす関数にすることで、信頼性暗号化技術としてのセキュリティレベルなどを保っている。

代表的なハッシュ関数としては、与えられデータに対して128ビットハッシュ値生成するSHA-1MD5などを挙げることができる。

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