hash functionとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > hash functionの意味・解説 

ハッシュ‐かんすう〔‐クワンスウ〕【ハッシュ関数】


ハッシュ関数

読み方ハッシュかんすう
【英】hash function

ハッシュ関数とは、暗号化誤り改ざん検出などに使われる、あるデータからそのデータ要約する数列生成する演算手法のことである。

ハッシュ関数における「データ要約する数列」とは、固定長疑似乱数列である。これは、ルールのない乱数列のように見えるが、実際にはある理論によって求められているという性質をもっている。この数値ハッシュ値などと呼ばれることもある。

理想としては、異なデータから異なハッシュ値生成されることが望ましいが、一般的にそれは難しい。実用的には、似ている2つデータから似ているハッシュ値生成されないことや、元のデータハッシュ値等し別のデータ簡単に生成できないことなどの要件満たす関数にすることで、信頼性暗号化技術としてのセキュリティレベルなどを保っている。

代表的なハッシュ関数としては、与えられデータに対して128ビットハッシュ値生成するSHA-1MD5などを挙げることができる。

セキュリティのほかの用語一覧
暗号化方式:  DES  E2EE  Freenet  ハッシュ関数  パブリックキー  ペアリング暗号  非対称鍵暗号


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「hash function」の関連用語

hash functionのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



hash functionのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JMCJMC
2025 (C) JMC Corpyright All Rights Reserved
株式会社ジェイエムシー情報セキュリティ用語集
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【ハッシュ関数】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS