fractureとは? わかりやすく解説

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フラクチャー【fracture】

読み方:ふらくちゃー

破損破砕断裂

地球科学で、地殻岩石生じた割れ目総称断層節理などを含む。


フラクチャー

読み方ふらくちゃー
【英】: fracture

原油天然ガス貯留岩孔隙こうげき}内に存在するが、砂岩層の砂粒間の孔隙とは異なり岩体割れ目をなしている孔隙部分をフラクチャーという。
このフラクチャーは浸透率が特に良い部分で、天然貯留岩内に存在する場合もあれば、坑井近傍浸透率増大させるため坑井刺激法により人工的に発生させる場合もある。フラクチャーが原油天然ガス主な貯留部分であったり、流体主な流路となっている油層ガス層)は天然フラクチャー油層ガス層)と呼ばれ貯留岩内の流体産出挙動特異なため、通常の油層ガス層)と区別する。最も顕著な特色はフラクチャーにより生産性大きくなるが、フラクチャー以外の油・ガス層部(マトリックス部)からの油・ガス流動がそれに追いつかず、油層圧減退激しくなる点である。天然フラクチャー油層ガス層)の多く炭酸塩岩火山性岩石貯留岩したもの多く見られる

割れ目(fracture)

変形作用結果,最密氷域,全密接氷域,凍結密氷域,定着氷,又は単独氷盤に起こる切れ目裂け目。割れ目には砕け氷があったり,ニラス板状軟氷張り詰めていることもある。長さは数mから数kmに及ぶものもある。幅によって以下のように分類する
微小割れ目(very small fracture) :幅1~50m。
小割れ目(small fracture) :幅50200m
中割れ目(medium fracture) :幅200500m
大割れ目(large fracture) :幅500m超える

破壊

(fracture から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 07:11 UTC 版)

破壊(はかい)とは、物に何らかの力や影響が加わることにより、その物の形状・機能・性質などが失われること。また、それを引き起こす行為のこと。


注釈

出典

  1. ^ a b c d 柴田俊忍; 大谷隆一; 駒井謙治郎; 井上達雄「11. 材料の強度評価」『材料力学の基礎』培風館、1991年。ISBN 4-563-03465-7 
  2. ^ 独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)『コンピュータウイルス対策基準』2012年3月16日


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