キウィタス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 06:43 UTC 版)
キウィタスあるいはキーウィタース(羅: cīvitās, 複数形 cīvitātēs)とは、ラテン語で「都市」「国家」といった市民 (キーウィス羅: cīvis)による政治共同体、あるいは、それによって付与される「市民権」(狭義には「ローマ市民権」)を意味する語[1][2][3] 。ギリシャ語で言うところの「ポリス」に相当する。社会組織としての都市がキウィタスであり、物理的な施設としての都市はウルプス(urbs, 複数形 urbis)と称した [4][5]。
- ^ キウィタスとは - コトバンク
- ^ 田中秀央 (1966), “cīvitās”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, p. 115, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ 田中秀央 (1966), “cīvis”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, p. 115, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ a b 増田四郎 (1988), “とし 都市 【世界の都市史】【ヨーロッパ】[古代ギリシア, ローマの都市]”, 世界大百科事典, 20, 東京: 平凡社, p. 272, ISBN 4-582-02200-6
- ^ 田中秀央 (1966), “urbs”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, pp. 662, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ 平田隆一 (1988), “ムニキピウム municipium”, 世界大百科事典, 27, 東京: 平凡社, p. 667, ISBN 4-582-02200-6
- ^ 田中秀央 (1966), “minicipiumu”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, pp. 384, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ a b c 世良晃志郎 (1988), “キウィタス civitas”, 世界大百科事典, 6, 東京: 平凡社, p. 545, ISBN 4-582-02200-6
- ^ 田中秀央 (1966), “oppidum”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, p. 417, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ 田中秀央 (1966), “castellum”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, p. 95, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ 田中秀央 (1966), “castrum”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, p. 95, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ 田中秀央 (1966), “vicus”, 増訂新版羅和辞典, 東京: 研究社, p. 678, ISBN 4-7674-9024-3
- ^ 『リヴァイアサン』 17章
- ^ 『統治二論』第二論 第10章
- 1 キウィタスとは
- 2 キウィタスの概要
- 3 後世への影響
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