キイロネクイハムシとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 難読語辞典 > キイロネクイハムシの意味・解説 

黄色根喰金花虫

読み方:キイロネクイハムシ(kiironekuihamushi)

ハムシ科昆虫


黄色根喰金花虫

読み方:キイロネクイハムシ(kiironekuihamushi)

ハムシ科昆虫

学名 Haemonia japana


キイロネクイハムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/21 09:20 UTC 版)

キイロネクイハムシ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : ハムシ上科 Chrysomeloidea
: ハムシ科 Chrysomelidae
亜科 : ネクイハムシ亜科 Donaciinae
: キイロネクイハムシ属 Macroplea
: キイロネクイハムシ M. japana
学名
Macroplea japana
(Jacoby, 1885)
シノニム

Haemonia japana Jacoby, 1885
Macroplea mutica japana Kimoto, 1984

和名
キイロネクイハムシ

キイロネクイハムシ(Macroplea japana)はハムシ科昆虫の1つ。 ハムシ科キイロネクイハムシ属[1]の1種で日本固有種[2]

同じ属のキタキイロネクイハムシ(M. mutica)の亜種に分類されることもある[1]

特徴

体長は4.2~4.5mm[1]

生態

生息地は平地または山裾の池や沼で、スゲ類を食草とする[2]

分布

中国東部、ロシア沿海州などで見られる。

かつては本州九州沖縄に知られており、環境省第4次レッドリストによれば日本では絶滅したとみられていた[2][3]

しかし、2022年7月14日、滋賀県琵琶湖で発見したと、京都大学加藤真教授(生態学)らが発表した [4]。これまで1962年に福岡市香椎で採集された1頭が日本での最後の記録だったので[1]、 国内で確認されるのは60年ぶりとなる[4]

脚注

  1. ^ a b c d 種の解説 キイロネクイハムシ”. 福岡県レッドデータブック. 2022年7月14日閲覧。
  2. ^ a b c 平凡社百科事典マイペディア. “キイロネクイハムシ”. コトバンク. 2022年7月14日閲覧。
  3. ^ キイロネクイハムシ”. 環境省生物多様性センター. 2022年7月24日閲覧。
  4. ^ a b 「絶滅」の昆虫、琵琶湖で発見 国内での確認は60年ぶり”. 東京新聞 TOKYO Web. 2022年7月14日閲覧。

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キイロネクイハムシ」の関連用語

キイロネクイハムシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キイロネクイハムシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキイロネクイハムシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS