chalcanthiteとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > chalcanthiteの意味・解説 

カルカンサイト【chalcanthite】

読み方:かるかんさいと

胆礬(たんばん)


カルカンタイト

分子式CuH10O9S
その他の名称硫酸銅(II)五水和物、カルカンタイト、Chalcanthite、Copper(II) sulfate pentahydrate


胆礬(Chalcanthite)

胆礬 胆礬
栃木県上都賀郡足尾町足尾鉱山
Cu2+SO4.5H2O 画像の幅約6cm、3mm

青色透明な鉱物が胆礬(たんばん)です。
産出する鉱山で見つかる硫酸銅結晶です。

胆礬(Chalcanthite)

胆礬 胆礬
Lubin,Legnica,Poland
Cu2+SO4.5H2O 画像の幅約1.1cm、3.2cm

霜柱のような形をした青色透明な鉱物が胆礬(たんばん)です。
産出する鉱山で見つかる硫酸銅結晶です。

胆礬(Chalcanthite)

胆礬 胆礬
Posey Mine,Red Canyon,White Canyon District,San Juan Co.,Utah,USA
CuSO4.5H2O 画像の幅約2.5cm、標本の幅約7.1cm

青い部分が胆礬(たんばん)です。
母岩中に青い胆礬が層状入ってます。
科学教科書美し結晶載っていた硫酸銅化学的な名称です。

胆礬(Chalcanthite)

胆礬
Planet Mine,La Paz County,Arizona,USA
CuSO4.5H2O 画像の幅約3cm

霜柱のように母岩から伸びた硫酸銅結晶です。

胆礬

(chalcanthite から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/18 21:32 UTC 版)

胆礬 chalcanthite
分類 硫酸塩鉱物
化学式 CuSO4·5H2O
結晶系 三斜晶系
へき開 完全
モース硬度 2.5
光沢 ガラス光沢
青色
条痕 白色
比重 2.3
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
テンプレートを表示

胆礬(たんばん、chalcanthite)は鉱物硫酸塩鉱物)の一種である。

性質

化学組成は硫酸銅(II)の5水和物(CuSO4・5H2O)であり、水によく溶ける。加熱すると結晶水を失って白色粉末になる。

結晶系三斜晶系。大型の単結晶は稀で、銅鉱山坑道の天井に鍾乳石様の塊を形成したり、内壁から霜柱状の結晶が成長するという産状が多い。人工的に岩の上に硫酸銅の結晶を成長させたものが観賞用の標本として販売されることも少なくない。

胆礬グループ

  • 胆礬(chalcanthite):CuSO4・5H2O
  • 上国石(jokokuite):MnSO4・5H2O
  • pentahydrite:MgSO4・5H2O
  • シデロチル石(siderotil):FeSO4・5H2O

参考文献

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「chalcanthite」の関連用語

chalcanthiteのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



chalcanthiteのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
Kato's CollectionsKato's Collections
Copyright(C) 1996-2025 Shinichi KATO All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの胆礬 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS