カンブリア紀
読み方: かんぶりあき
【英】: cambrian period
【英】: cambrian period
古生代の最初の地質時代で、生物化石の種類・個体数ともにこの時代から爆発的に多くなる。これ以前の先カンブリア時代とは、構造運動にも差があり大きな時代格差がつけられている。絶対年代で 5.7 億年前から 5 億年前の間の約 0.7 億年をいう。名称は、模式地の英国ウェールズ地方のローマ時代の呼称であるカンブリア(Cambria)に基づき A. Sedwick(1833)が提唱。全種属の過半を占める三葉虫によって、カンブリア紀は 3 期に細分される。三葉虫のほか、無脊椎{むせきつい}動物の大部分の種類が出現し、なかでも海綿と珊瑚{さんご}類の中間型というべき古杯類が全盛期を迎える。植物は藻類が主で、陸生植物は胞子が発見されているのみ。この時代の堆積物{たいせきぶつ}をカンブリア系と呼ぶ。 |
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