基準時
将来人口推計 1は、人口変動の将来の変動過程について、通常は出生、死亡、移動について何らかの仮説を設けて、人口の将来の変化を明らかにする一連の計算である。一般に、これらは純粋に形式的な計算であり、これによって設定された仮定の持つ意味が明らかになる。これに対して人口予測 2とは、推計に一連の仮定を現実的に組み立てて、将来起こる可能性の高い人口動向を示す推計である。推計期間 3は一定ではないが、短期的予測 4が一般的である。というのも、予測期間が長くなるにつれて、予測に伴う誤差が著しく増大するからである。最もよく用いられる推計方法は、要因法 5あるいはコウホート要因法 5である。これは、出生、死亡、移動を別々に考慮しつつ、基準時 6の性・年齢別人口をコウホートごとに時間に沿って変化させていく方法である。要因法による人口推計に行列が用いられる場合、この手法はしばしば行列(マトリックス)推計法 7と呼ばれる。
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