アグラオケトゥス
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アグラオケトゥス(学名:Aglaocetus)は、約1597万年前から約258.8万年前にかけて[1]、すなわち、新生代新第三紀中新世中葉にあたるランギアン初頭から新生代新第三紀中新世中葉 - 新第三紀末(鮮新世末、ピアセンジアン末)までの間、当時の大西洋および太平洋での棲息が確認されている化石クジラ類 (cf.) の1属。鯨偶蹄目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ上科アグラオケトゥス科に分類される。
- ^ a b Fossilworks, Age range: 15.97 to 2.588 Ma.
- ^ a b c d e Steeman, 2007.
- ^ a b c d Fossilworks Aglaocetidae.
- ^ a b Kellogg, 1934b.
- ^ Van Beneden, 1859.
- ^ a b c Van Beneden, 1880.
- ^ Lydekker, 1894.
- ^ “Mette Elstrup Steeman” (English). ResearchGate. ResearchGate GmbH. 2021年5月18日閲覧。
- ^ Steeman, 2010.
- ^ Kellogg, 1968.
- ^ a b Bisconti et al., 2013.
- ^ Bisconti et a;l., 2020.
- ^ Fossilworks Aglaocetidae, 2021年5月18日閲覧.
- ^ Fossilworks, 2021年5月19日閲覧.
- ^ a b c d e f g h i j Fossilworks.
- ^ Kimura et al., 2010, p. 30.
- 1 アグラオケトゥスとは
- 2 アグラオケトゥスの概要
- 3 名称
- 4 脚注
aglao-cetus
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「アグラオケトゥス」の記事における「aglao-cetus」の解説
属名の構成要素である aglao- は、古代ギリシア語の "αγλαὸς(ラテン翻字: aglaòs、日本語音写例: アグラオス)" に由来しており、その意味は "luminous"「光輝く」である。同根語としては、世界史上最初の女性の天文学者として知られている人名の Ἀγλαονίκη(Aglaoníkē、アグラオニケー)があり、こちらは「光輝く勝利」を原義としている。また、aglaos という語形はそのまま生物の種小名に用いられることもある(例:Morula aglaos, Anomala aglaos)。 一方、cetus は「クジラ」を意味しており、古典ラテン語で「大型の海洋動物(クジラ、イルカ、サメなど)」を意味する "cētus(日本語音写例: ケートゥス)" から来ている。
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