XJ12シリーズIII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 02:42 UTC 版)
「ジャガー・XJ」の記事における「XJ12シリーズIII」の解説
エンジンラインナップはシリーズIIと同じくV型12気筒SOHCエンジン5.3リットル。燃料噴射を装備して細部の改良により289 hpに向上していた。1981年にマイナーチェンジを受け、V型12気筒エンジンがミハエル・マイ発案の高効率シリンダーヘッドを装着したファイアーボールエンジンに変更され、295hp/5,500rpmに出力向上し、このエンジンを積んだ車両は車名の最後にH.E.の文字が追加された。 1983年マイナーチェンジ。クルーズコントロールなどの装備が充実し、ホイールも新たに「蜂の巣」タイプのアロイホイールが加えられた。なお、この年から本国で「Vanden Plas」のグレード名が使用できなくなったため、デイムラー版の名称が「ダブルシックス」のみとなった。 輸出モデルは「デイムラー」ではなく「ジャガー・ソブリン」として販売され、ドアノブやグリルのデザインも異なる。なお、次モデルのXJ40系はエンジンベイが狭く設計されV型12気筒エンジンが搭載できなかったため、しばらくXJ12のみがシリーズIIIのままで生産続行された。
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