WebProxy.Credentials プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

WebProxy.Credentials プロパティ

認証用にプロキシ サーバーに送信する資格情報を取得または設定します。

名前空間: System.Net
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property Credentials As
 ICredentials

Visual Basic (使用法)

Dim instance As WebProxy
Dim value As ICredentials

value = instance.Credentials

instance.Credentials = value

C#

public ICredentials Credentials { get; set;
 }

C++

public:
virtual property ICredentials^ Credentials {
    ICredentials^ get () sealed;
    void set (ICredentials^ value) sealed;
}

J#

/** @property */
public final ICredentials get_Credentials ()

/** @property */
public final void set_Credentials (ICredentials
 value)

JScript

public final function get
 Credentials () : ICredentials

public final function set
 Credentials (value : ICredentials)

プロパティ値
認証用にプロキシ サーバーに送信する資格情報を格納する ICredentials インスタンス。

例外

例外の種類	条件
InvalidOperationException	UseDefaultCredentials プロパティが true に設定されているときにこのプロパティを設定しようとしました。

解説

Credentials プロパティは、HTTP 407 (プロキシ承認) ステータス コードに応答して、プロキシ サーバーに送信する認証資格情報を格納します。ほとんどのクライアントの場合、現在ログオンしているユーザーの資格情報である DefaultCredentials を使用する必要があります。これを行うには、このプロパティを設定する代わりに、UseDefaultCredentials プロパティを true に設定します。

メモ
Credentials プロパティを DefaultCredentials 以外の資格情報に設定した場合、UseDefaultCredentials プロパティを true に設定すると InvalidOperationException が発生します。これを防ぐには、UseDefaultCredentials プロパティを true に設定する前に Credentials プロパティを null 参照 (Visual Basic では Nothing) に設定する必要があります。同様に、UseDefaultCredentials が true に設定されている場合は、このプロパティに値を設定することはできません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
WebProxy クラス
WebProxy メンバ
System.Net 名前空間