Wang 2200
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「ワング・ラボラトリーズ」の記事における「Wang 2200」の解説
ワングは、電卓からワープロ機へと移行する中で、小型コンピュータシステム(日本で言えばオフィスコンピュータ)もリリースしている。1973年5月、Wang 2200 がリリースされた。筐体にディスプレイとキーボード、コンパクトカセットを使った記憶装置を備えていた。BASICインタプリタが動作する。総計 65,000 台が出荷された。その後、デスクトップパソコン型のものや、16台までのワークステーションを接続できる中規模のものが1980年代初めごろまでに登場した。 VS や OIS といった他の製品とは異なり、ワングは 2200 に関しては積極的に付加価値再販業者(VAR)を利用した。VS の登場で影が薄くなっていったが、ワングは1980年代後半に後継機 2200 CS を開発し、2200 ユーザー企業の多くはこれに乗り換えた。その後は後継機も開発されていないが、1997年時点で200システムが世界中で稼働中と報告されている。
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