Waning popularity
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 02:23 UTC 版)
「ネウシス作図」の記事における「Waning popularity」の解説
T. L. Heath(英語版)によれば、ギリシアの数学者Oenopides(英語版)(440 BC頃)が初めて作図にコンパスと定規のみを用いた人物で、可能な限りネウシス作図を用いないような習慣は、現在知られている限り最古の整理された幾何学の教科書を執筆したヒポクラテス(430 BC頃)によって広められたとされている。この百年後、ユークリッドは原論においてネウシス作図を避けた。 ネウシス作図の衰退における次の一歩は、プラトンのイデア論の台頭により、作図法が以下の三段階にわけられたことである。 直線と円による作図 さらに円錐曲線を用いる作図 さらに別の手順を用いる、ネウシス作図のような作図 ネウシス作図は、上位の作図法が有効な解決を与えられなかったとき、最後の砦として用いられるが、パップスは他の手法が有効かもしれない問題に対してネウシス作図を用いることは「些細な問題」だとしている。
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