ワゴンR+(プラス)/ ワゴンRソリオ
2360mmのホイールベースは軽のワゴンRと同数値だが、全長は115mm長く3510mm、全幅は145mm広い1620mm、全高はほぼ同じ。エンジンはK10Aと呼ぶ1000cc直4・DOHC・16バルブで70ps、バリアブル・バルブタイミング機構(WT)を組み込んでいた。インタークーラー付きターボの100ps仕様もあった。
駆動方式はFFと、ビスカスカップリングによる4WDがあり、ミッションは4速ATだけ。ブレーキアシスト付きABS、電動パワーステアリング、運転席・助手席SRSエアバッグなどは標準装備。グレードは1L自然吸気エンジン搭載車が3タイプ、ターボ仕様が1タイプ。
2000年11月、最初のマイナーチェンジを行い、名称をワゴンRソリオと改め、新スタートとなった。ソリオとはスペイン語で王座・王権を意味する。車種構成も1300ccエンジン搭載車を新設、従来の1000cc車と合わせて3グレード。それぞれに4WD仕様を設定。外観的にはソリオ1.3が大型フロントグリルや4灯式ヘッドランプなどで1000cc車と区別した。また、車高を10mm下げてローダウンフォルムに、内装でもスポーティなセミバケット型の専用シートを採用するなど、スポーティさが特徴。
2001年9月、2車種を追加。アンダースポイラーやアルミホイール、フロントバケットシートなどを装着したスポーティなSWTと、エアバッグやABSを標準装備しながら99.8万円の買い得モデルX-Ⅱである。ともに1000ccエンジンを積み、2WD、4WD車を設定。
2002年6月、内外観を見直し、使いやすさ、快適性の向上をはかった。105mm幅で調整できるリヤシートスライド機構の採用、半ドア警告灯、インスツルメントパネルのデザイン、形状の変更、外観ではドアミラーの形を変え、サイドドアモールの装着など。新機種として1Lと1.3Lのお買い得モデルを設定した。
2002年11月、運転席・助手席SRSエアバッグや4輪ABS、エアコンなどを標準装備したお買い得価格車「1.3E」、フロント・サイド・リヤにアンダースポイラーを装着したスポーテイ仕様の「1.3WELLS」という新機種を発売した。1.3Lモデルはこれで4タイプになった。1Lエンジン搭載車は消滅。
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