VirtualPathProvider.CombineVirtualPaths メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

VirtualPathProvider.CombineVirtualPaths メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ベース パスと相対パスを結合して、仮想リソースへの絶対パスを返します。

名前空間: System.Web.Hosting
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Function
 CombineVirtualPaths ( _
    basePath As String, _
    relativePath As String _
) As String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As VirtualPathProvider
Dim basePath As String
Dim relativePath As String
Dim returnValue As String

returnValue = instance.CombineVirtualPaths(basePath, relativePath)

C#

public virtual string CombineVirtualPaths (
    string basePath,
    string relativePath
)

C++

public:
virtual String^ CombineVirtualPaths (
    String^ basePath, 
    String^ relativePath
)

J#

public String CombineVirtualPaths (
    String basePath, 
    String relativePath
)

JScript

public function CombineVirtualPaths (
    basePath : String, 
    relativePath : String
) : String

パラメータ

basePath

アプリケーションのベース パス。

relativePath

ベース パスに対して、仮想リソースへの相対パス。

戻り値
仮想リソースへの絶対パス。

解説

仮想リソースへの相対パスの内容を調べ、必要な変更がある場合に変更を適用するには、CombineVirtualPaths メソッドを使用します。

既定の実装では、標準の ASP.NET パス処理に従って、basePath パラメータと relativePath パラメータを結合します。

継承時の注意 CombineVirtualPaths メソッドの既定の実装をオーバーライドする場合、relativePath パラメータを使用するすべての特殊な構文を有効な仮想パスに変換する必要があります。構文チェック、パス検証、不適切な入力の処理、および整形式の入力のエッジ ケースの処理は、開発者が行う必要があります。 ほとんどの場合、既定の CombineVirtualPaths メソッドをオーバーライドする必要はありません。ただし、パスを変更する必要がある場合は、relativeUrl パラメータの仮想パス プロバイダに固有のトークンを変更して CombineVirtualPaths の実装を制限することと、その後で基本実装を呼び出して標準の ASP.NET パス処理を実行することをお勧めします。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
VirtualPathProvider クラス
VirtualPathProvider メンバ
System.Web.Hosting 名前空間