Viracept

日本化学物質辞書Web

メシル酸ネルフィナビル

分子式：	CH3O3S C32H45N3O4S
その他の名称：	AG-1343、Nelfinavir mesilate、Nelfinavir methansulfonate、ビラセプト、Viracept、メシル酸ネルフィナビル、Nelfinavir mesylate、ネルフィナビルメシル酸塩
体系名：	(4aS)-N-(tert-ブチル)-1,2,3,4,4aβ,5,6,7,8,8aβ-デカヒドロ-2-[(2R,3R)-2-ヒドロキシ-3-(3-ヒドロキシ-2-メチルベンゾイルアミノ)-4-フェニルチオブチル]-3-イソキノリンカルボアミド・メタンスルホナート、ネルフィナビル・メタンスルホナート

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エイズ関連用語集

ＮＦＶ

NFV, Nelfinavir ,Viracept

抗HIV薬『ネルフィナビル』の略号。

《参照》 ネルフィナビル

ネルフィナビル

Nelfinavir, Viracept

【概要】 プロテアーゼ阻害剤に属する抗HIV薬の一般名。商品名はヴィラセプト(Viracept)。開発はアゴロン社。日本での販売はJT(日本たばこ)と日本ロシュ社。250mgの青い錠剤で薬価は179円。欧米には50mg/gの散剤がある。1998年3月承認。　

【用法・用量】 成人では750mgを1日3回、食後に服用。1,250mgを1日2回食後に服用する方法も試みられる。13才以下の小児では20-30mg/kgを1日3回。2才以下の幼児、妊婦や授乳婦には勧められない。　

【禁忌】 アステミゾール、シサプリド、ミダゾラム、トリアゾラム、リファンピシンなど多数あり、併用薬のチェックが必要。 　

【相互作用】 チトクロームP450 CYP3A4で代謝され、CYP3A4を誘導する薬剤と拮抗する。リファブチンは用量を半減すること。併用薬剤はチェックが必要。　

【副作用】 下痢、嘔気、腹痛、中性脂肪値の上昇、皮疹。　

【耐性変異】 一次：D30N, L90M。二次：M36I, M46I/L, L63P, A71V/T, V77I, V82A/F, I84V。

《参照》 抗ＨＩＶ薬、 プロテアーゼ阻害剤、 チトクロームＰ４５０、 耐性

ビラセプト

Viracept, Nelfinavir, AG-1343

抗HIV薬『ネルフィナビル』の商品名。

《参照》 ネルフィナビル