U-UA440・510・520A系
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「日産ディーゼル・スペースランナーA」の記事における「U-UA440・510・520A系」の解説
日産ディーゼル・UA 富士重工R17/7EU-UA440NSN 宮城交通 1990年に平成元年排出ガス規制に伴いモデルチェンジされ、U-UA440系となった。エンジンおよびホイールベースはP-U(UA)33系と同じであるが、K尺の表記がH尺に変更された(変更後も4.72m)。運転席周りはP-U(UA)33系と共通だが、1992年に衝撃吸収式ステアリングに変更されている。 1991年に都営バス向けのワンステップ超低床バスが、1993年には京急型ワンステップバスが登場した。 V8エンジンを搭載した高出力車も同時にモデルチェンジが行われ、P-UA50系より高出力となったRE8型 (310ps) を搭載したU-UA510系と、さらに高出力のRF8型 (340ps) を搭載したU-UA520系が登場した。ホイールベースは短尺の設定がなく、L尺とN尺、R尺とT尺の4種類の設定である。P-UA50系と同じくリーフサスの設定はなく、エアサスのみの設定である。 日産ディーゼル・UA 、RA西日本車体工業B-II(58MC)U-UA440NAN 広島交通 車体はP-(UA)33系と同じく、富士重工は7E、7B、西工は58MCを架装している。またU-UA510系は、その殆どが富士重工7Bを架装している。7Eを架装した例は鹿児島交通グループにみられる(トップドア車)。ミヤコーバスにも元サンプルカー(前中ドア車)が1台在籍。西工58MCの架装例も存在するが、鹿児島交通が路線用なのに対し、佐賀市営は自家用タイプのE型である。 この他、珍車として東京都交通局のリフト付都市型超低床バス(床面地上高550mmのフルフラットワンステップ車)がある。都庁管轄の新宿営業所への投入で三菱MP618Kと共に投入。型式はUA440HANで(試作車扱いのため排出ガス規制記号のU‐は付かない)、1990年製の3ドアの試作車2台と、1991年製の2台、1994年製の1台(この1台のみ型式がUA440KANとなる)の全5台の製造となる(ワンステップバスの項も参照のこと)。また1995年には北海道中央バスに、都市低床仕様をベースにしたエアサスのワンステップ車(型式はU-UA440NAN改)が2台納入されている。 U-UA440HSN(富士R17/7E)越後交通 U-UA440LAN(富士R17/7B)阿寒バス U-UA510TAN(富士R17/7B)関東鉄道 UA440HAN都市型超低床バス(富士R17/7E)東京都交通局
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