Team Foundation Server 2013
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 00:08 UTC 版)
「Team Foundation Server」の記事における「Team Foundation Server 2013」の解説
2014年1月に一般提供開始された。 このバージョンではバージョン管理システムとして、従来のTFVCに加えて、新たにGitもネイティブサポートするようになった。これは標準的なlibgit2ライブラリに基づく実装である。これにより、Gitをサポートする任意のプラットフォームおよび任意のIDE上のツールがTFSに接続できるようになる。例えば、両方のXcodeとAndroid StudioのメーカーGitプラグインをサポートする。さらに、開発者がEclipse用のTeam Explorer Everywhereプラグインを使用したくない場合は、eGit を使用してTFSに接続することを選択できる。 また、2013年半ばにInCycle Softwareより買収した製品InReleaseが、TFS 2013に「リリース管理」として組み込まれた。この機能は自動化されたビルドおよびテストプロセスを補完することで、継続的デプロイメントを実現することができる。 TFS 2013では、「軽量レポート」と呼ばれる新機能が導入された。この機能は、クエリ結果に基づいて、ウェアハウスやキューブに依存しないリアルタイムレポートを作成する機能を提供する。TFS 2012までは、Team Web Access内で直接、リアルタイムのバーンダウン、速度、およびCFDの図を提供していた。この旧機能はTFS 2013まで継続された。 また、Windows ストアアプリのビルドとテストがより簡単になった、テストの実行はMicrosoft Testの替わりにVisual Studio Test Runnerを使うようになった、などの変更点がある。 無償ダウンロード版Visual Studio Team Foundation Server Express 2013も提供された。
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