Team Foundation Server 2010
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 00:08 UTC 版)
「Team Foundation Server」の記事における「Team Foundation Server 2010」の解説
2010年4月20日からMSDNサブスクリプション会員向けに、6月18日にパッケージ版が一般提供開始された。このバージョンから、連携するクライアント側のVisual Studio 2010製品がTeam SystemからVisual Studio Application Lifecycle Managementという名前に変更になり、アプリケーションライフサイクルマネジメント (ALM)をより広範囲にサポートするようになった。ALMでも重要になるテストの分野では、テスト管理製品「Test Manager 2010」、仮想マシンによる動作環境管理「Visual Studio Lab Management 2010」、さらにこれを管理製品「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)」を併用して、テスト環境を管理することができる。 TFS 2010ではWindows Workflow Foundation (WF)が、ビルドプロセスに追加された。以前は、MSBuildのみを利用することができた。 また、TFS 2010では、Windows VistaやWindows 7などのクライアントOSにもインストールが可能になったり、インストールのステップが全バージョンと比べて簡略化された。クライアントOSにインストールをした場合は、同梱されているSQL Server 2008 Express Editionが自動的にインストールされる。Team Explorer Anywhere を使うと、Eclipse をはじめチームエクスプローラ標準対応でない環境とも統合が可能になる。 パッケージ版の格についても前のバージョンから大きく値下げがされた。MSDNサブスクリプション会員向けの特別版Workgroup Editionは、このバージョンから通常版の配布となった。
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