Team Foundation Server 2012
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 00:08 UTC 版)
「Team Foundation Server」の記事における「Team Foundation Server 2012」の解説
2012年9月に一般提供開始された。 Team Foundation Server 2012では、Microsoft PowerPointもAzure DevOpsと統合され、要件管理プロセスを支援するための迅速なストーリーボード開発が可能になった。この統合により、PowerPointの組み込み関数でアニメーション化できる、あらゆるタイプのインターフェイスモックアップを構築するために使用できる拡張可能なストーリーボードシェイプが提供される。これらのストーリーボードは、作業項目にリンクできる。 TFS 2012から、Web Access Extensionsと呼ばれるTeam Web Access用のカスタムアドインを作成することができるようになった。 Update 1ではかんばんボードも導入された。 更新プログラムはTFS 2010まではサービスパックと呼ばれていたが、TFS 2012 から、"Update X"と呼ばれるようになった。 このバージョンから、学生やプログラミング初心者などをターゲットとした無償ダウンロード版のVisual Studio Expressのファミリに「Visual Studio Team Foundation Server Express」が登場した。このエディションはTFSの主要機能はそのまま使うことができ、ユーザは自分のシングルサーバで開発環境をホストできる。一方、5人以下でのみ利用可能 (有償での追加は可能)、シングルサーバ限定、SQL Server Expressのみ対応、TFS Proxyのサポートなし、SharePoint統合利用不可、といった制限事項がある。
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