TQM
日本で開発された全員参加の品質改善活動はTQC(total quality control)と呼ばれ、TQCで培った日本の競争力は非常に高かったが、1990年代になると開発途上国との価格競争に負けるなど、日本の産業に勢いがなくなるとともに、TQCの商品やプロセスの品質改善活動主体にも限界が見えてきた。そこで(財)日本科学技術連盟では、経営の総合「質」改善へとパラダイムのシフト拡張を提案し、96年にTQCをTQMと変えることを宣言した。TQMは、製品やサービスを通して、お客様の満足を得るための経営管理システムアプローチであり、優れた組織づくりを目指すものである。
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