TOUCH WOOD
TOUCH WOODとは、NTTドコモが2009年9月に試作機を発表した、国産木材を使用した携帯電話端末の名称である。
TOUCH WOODは、本体の素材に四万十産ヒノキの間伐材を使用している。オリンパスの三次元圧縮成形加工技術によって、劣化しやすい天然木材に耐久性、耐水性、防虫性、防カビ性を付与し、試作機とはいえ本物の木材からの実機を製作した。
TOUCH WOODが使用しているヒノキの間伐材は、森林育成のための間引きによって発生する余剰な産出物であり、TOUCH WOODの製造は有効利用、自然および林業の活性化を促すことに繋がるという。また、無塗装の天然木材であるため、香り高く、木目や色合いが端末ごとに異なるという特徴も持っている。
オリジナルデザインのモックアップ
TOUCH WOODは、著名な音楽家を中心として結成された森林救済プロジェクト「more trees」、オリンパス、シャープ、そしてNTTドコモの4社により共同開発された。2009年10月に開催される展示会「CEATEC JAPAN」にも出展される。
※画像提供 / 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
参照リンク
報道発表資料 : 国産間伐材を使用した携帯電話試作機「TOUCH WOOD」をを開発 - (NTTドコモ)
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