T-34 1941年型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:39 UTC 版)
1940年型と略同型の車体・砲塔に41.6口径F-34 76mm戦車砲(初期の一部の車両はF-32)を搭載したタイプで、当初は指揮官車として1940年型と並行生産、後に完全に切り替わった。生産途上、新型操縦手ハッチの導入など各部の小改良が逐次導入された。特に新型操縦手用ハッチ導入後の車体については、従来1942年型と呼ばれることが多かったが、最近の(特にロシア・ソースの)資料では1941年型に含める。これらは主に生産簡略化のための改修であったので、これを特に1941年戦時簡易型と呼ぶことがある。ハリコフ機関車工場に続き、スターリングラードトラクター工場、さらに第112工場などでも生産が行われるようになった。
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