第112工場(国営第112クラスノヤ・ソルモヴォ工場)
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「T-34」の記事における「第112工場(国営第112クラスノヤ・ソルモヴォ工場)」の解説
ゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロト)にあった。なお、この工場で生産されたT-34(1941年戦時簡易型)の初期638輌は、折り悪くV-2ディーゼルエンジンの製造工場が疎開中で入手が困難だったため、やむを得ずM-17Tガソリンエンジン(BT-7用にライセンス生産していた、BMWの航空機用エンジンを戦車用に改造したもの)を搭載している。外見上は後部の丸い点検ハッチが標準型よりやや小径で車体中央に寄っており、ハッチを固定するボルトが4つしかないことで識別できる。最も遅くまで「ピロシキ」型砲塔搭載の1941年戦時簡易型を生産した一方で、最初にT-34-85を生産した工場でもある。
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