T-34 1942年型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:39 UTC 版)
それまでの背の低い、避弾経始には優れるものの狭すぎた「ピロシキ」型砲塔に代わり、背が高く砲耳部が別体となった「ナット」砲塔を搭載するタイプである。砲塔上面の大きな1枚ハッチは2枚の小さな丸ハッチに改められ、それを開けた姿からドイツ軍には"ミッキーマウス"砲塔と通称された。1942年中にフィンランドやドイツ軍側の夏季攻勢であるブラウ作戦時から姿を現している。なお、「ナット」砲塔搭載型を(下記の1943年型と合わせて)1943年型とする分類法もあり、現在でもこの呼称を採用している資料も多いので、混同に留意する必要がある。
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