こうとうしらん (紅頭紫蘭)
●わが国の沖縄諸島から台湾、東南アジア、インドに分布しています。日当たりのよい草地に生える地生ランで、高さは30~80センチになります。球茎は卵形で、線状披針形の葉が3~5個つきます。一年を通じて花茎を伸ばし、紫紅色から白色の花を咲かせます。和名は、台湾南東沖の蘭嶼(らんしょ)の旧名、紅頭嶼(こうとうしょ)に因みます。
●ラン科コウトウシラン属の常緑多年草で、学名は Spathoglottis plicata。英名はありません。
グラマトフィルム: | タイガーオーキッド |
ケラトスティリス: | ケラトスティリス・レティスクアマ |
コウトウシラン: | スパトグロッティス・ロビイ 紅頭紫蘭 |
コクレアンテス: | コクレアンテス・アマゾニカ |
コケイラン: | 小蕙蘭 |
サワラン: | 沢蘭 |
コウトウシラン
(Spathoglottis plicata から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 21:14 UTC 版)
コウトウシラン(学名:Spathoglottis plicata)は、アジアの熱帯地域に広く分布する常緑性のラン(地生ラン)。ハワイなど各地で栽培品が野生化(栽培逸出)したものがみられ、本来の分布域はわかりにくくなっている。日本国内では八重山諸島に自生。沖縄本島でも見つかっているが、栽培逸出の可能性が高いと言われている。
- 1 コウトウシランとは
- 2 コウトウシランの概要
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