Socket.DuplicateAndClose メソッド

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Socket.DuplicateAndClose メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ターゲット プロセスのソケット参照を複製してこのプロセスのソケットを閉じます。

名前空間: System.Net.Sockets
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function DuplicateAndClose ( _
    targetProcessId As Integer _
) As SocketInformation

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Socket
Dim targetProcessId As Integer
Dim returnValue As SocketInformation

returnValue = instance.DuplicateAndClose(targetProcessId)

C#

public SocketInformation DuplicateAndClose (
    int targetProcessId
)

C++

public:
SocketInformation DuplicateAndClose (
    int targetProcessId
)

J#

public SocketInformation DuplicateAndClose (
    int targetProcessId
)

JScript

public function DuplicateAndClose (
    targetProcessId : int
) : SocketInformation

パラメータ

targetProcessId

ソケット参照の複製が作成されるターゲット プロセスの ID。

戻り値
ターゲット プロセスに渡されるソケット参照。

例外

例外の種類	条件
SocketException	targetProcessID が有効なプロセス ID ではありません。 または ソケット参照の複製に失敗しました。

解説

ターゲット プロセスでは、Socket を使用して、ソケットのインスタンスの複製を作成する必要があります。

Socket コンストラクタを複数回呼び出し、毎回同じバイト配列を引数として渡すと、基になるソケットが同じである複数のマネージ Socket が作成されます。このような処理は、できる限り避けてください。

ソケットを作成しているプロセスが非同期メソッド (BeginReceive または BeginSend) を使用する場合、プロセスは最初に UseOnlyOverlappedIO プロパティを true に設定する必要があります。そうしないと、ソケットは、作成しているプロセスの完了ポートにバインドされます。これによりターゲット プロセスで ArgumentNullException がスローされる可能性があります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Socket クラス
Socket メンバ
System.Net.Sockets 名前空間