SectionInformation.ConfigSource プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SectionInformation.ConfigSource プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

関連付けられている構成セクションが定義されたインクルード ファイルが存在する場合は、その名前を取得または設定します。

名前空間: System.Configuration
アセンブリ: System.Configuration (system.configuration.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property ConfigSource As
 String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SectionInformation
Dim value As String

value = instance.ConfigSource

instance.ConfigSource = value

C#

public string ConfigSource { get;
 set; }

C++

public:
property String^ ConfigSource {
    String^ get ();
    void set (String^ value);
}

J#

/** @property */
public String get_ConfigSource ()

/** @property */
public void set_ConfigSource (String value)

JScript

public function get ConfigSource
 () : String

public function set ConfigSource
 (value : String)

プロパティ値
関連付けられている ConfigurationSection が定義されたインクルード ファイルが存在する場合はその名前。それ以外の場合は空の文字列。

解説

ConfigSource プロパティは、SectionInformation オブジェクトに関連付けられている ConfigurationSection オブジェクトに指定された configSource 属性の値を表します。

必要に応じて、ConfigurationSection の実装で、そのセクションの構成設定が定義されている別のファイルを指定できます。これは、次のような複数の点で役立つことがあります。

• インクルード ファイルを使用すると、構成ファイルがより論理的なモジュール式の構造になります。

• ファイル アクセス セキュリティとアクセス許可を使用して、構成設定のセクションへのアクセスを制限できます。

• アプリケーションの初期化中に使用されないインクルード ファイル内の設定は、変更および再読み込みしても、再起動の必要がありません。

構成ファイルでこの属性を使用して、pages セクションが外部インクルード ファイルで定義されていることを示す方法のコード例を次に示します。

<pages configSource="pages.config"/>

構成インクルード ファイルのいずれかの設定が変更された場合にアプリケーションを再起動する必要がある場合は、RestartOnExternalChanges プロパティを true に設定します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SectionInformation クラス
SectionInformation メンバ
System.Configuration 名前空間
RestartOnExternalChanges