Satomi (作詞家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Satomi (作詞家)の意味・解説 

Satomi (作詞家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 14:41 UTC 版)

Satomi
出生名 未公表
ジャンル 歌謡曲J-POP
職業 作詞家
活動期間 2000年 - 2020年
共同作業者 double S

Satomi(サトミ)は、日本作詞家

略歴

元々趣味で詞を書いていたところ、当時のマネージャーが独創的な言葉のセンスに興味を持ち、スカウトされた経緯がある[1]

2000年11月、to-yaのデビューシングル「are you...?」で作詞家デビュー。

2003年、中島美嘉の「雪の華」で第45回日本レコード大賞作詩賞を受賞。作詞家デビューから3年での受賞は、アーティスト以外の作詞家の中で、作詩賞受賞者の中で最短記録となる。そして、2011年の第53回日本レコード大賞までで作詩賞(元 西条八十賞)を受賞したのは39人。その中において、英語表記の作家が受賞したのはSatomiが初。

2012年、JUJUの「ありがとう」、Fairiesの「White Angel」で第54回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。

2020年10月、突如TwitterとInstagramのアカウントが消える。その後、所属事務所であった「スマイルカンパニー」からもプロフィールが消えた。

同事務所に所属する篠崎隆一作詞家)と共に作詞ユニットdouble Sとしても活躍。

エピソード

概要

  • Satomiの正式表記は、Sのみ大文字[2]
  • 年齢、性別、本名、容姿等は、すべて非公開となっている。
  • 歌詞の世界観を壊したくないという理由で、苗字にも名前にもあるものにしようということで、「Satomi」という名前になった。「Satomi」という名前はペンネーム。他のペンネーム候補として、「Itsuki」、「Izumi」、「Masaki」、「Yu-ki」、「Shouji」などの中から、姓名判断で決めた。英語では、例えば「Cameron」(キャメロン)という名前は名字にも(例:映画監督の「James Cameron」)名前にも(例:女優の「Cameron Diaz」)使用でき、しかも男性にも女性にも使用できるが、それと同じ発想だという[2][3]
  • 自分のことをツイッター上では「あっし」と呼称している。
  • 作詞家ではなく、作詩屋という屋号を名乗っている。本人が以前ツイッターで「作詞家は詞(ことば)を作ることに従事している人を指すことを考えると、言葉を組み合わせて詩を作ることを専門にしている人なので、あっしは作詩屋と名乗っている」と言っていた[4]
  • Satomiというのは、作詞ユニットであることを本人のTwitterで公表しているが、詳細に関しては触れていない[5]
  • 作詞家デビューとなった「are you...?」は、当初C/W候補の曲だったのだが、担当ディレクターがレコーディング済みだった音源をデスクで聴いていた時、偶然会社に来ていた桑田佳祐が、「この曲の言葉(歌詞)は、耳に残って売れそうだね。」の一言で表題曲になったことを番組内で本人達へ告げられた[6]
  • 代表作となっている「雪の華」は、作詞家デビュー前の2000年8月頃、中島美嘉ではなく他のアーティストへ書かれたものだった。そして、そのアーティストが秋元康プロデュースだったため、本人としては「雪の華」の歌詞が世に出るとは思っていなかった[7]
  • ブログでは、過去の作品の歌詞の抜粋や、オリジナルの歌詞を定期的に更新。そして、月に一度、作詞作業の裏話を掲載している。また、短編小説なども掲載しマルチな才能を見せている。
  • 月のしずく」で、古典的な言葉を使った歌詞の世界観を確立。
  • 2011年3月11日に東日本大震災が起きた際は、親交ある方々とプロジェクトと立ち上げ、ブログ上でオリジナル復興応援ソング「希望の種」をアップ。後に「みやこ災害FM」でオンエアされた。

嗜好

代表作品

作詞提供

ジャニーズ関係

アニメ、声優関係

女性アーティスト

男性アーティスト

韓流アーティスト

受賞記録

音楽賞
日本レコード大賞

小説

脚注

注釈

  1. ^ 中島美嘉の同名楽曲(前述参照)を『アイドルマスター シンデレラガールズ』で早見が演じる高垣楓としてカバーしたものである。

出典

  1. ^ Satomi個人によるTwitterでの発言(2013年3月16日)
  2. ^ a b Satomi氏個人によるTwitterでの発言(2011年10月7日)
  3. ^ Satomi氏個人によるTwitterでの発言(2013年3月7日)
  4. ^ Satomi氏個人によるTwitterでの発言(2011年2月22日)
  5. ^ Satomi氏個人によるTwitterでの発言(2010年12月27日他)
  6. ^ 中京テレビ ピンクパパラッチ 2001年1月14日放送内
  7. ^ Satomi氏個人によるTwitterでの発言(2013年5月23日他)
  8. ^ Satomi氏個人によるTwitterでの発言(2012年7月6日)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  Satomi (作詞家)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Satomi (作詞家)」の関連用語

Satomi (作詞家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Satomi (作詞家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSatomi (作詞家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS