SNKグループ時代
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1997年4月30日、株式会社スクウェアから独立した開発者達を中心にSNKの出資を受けて設立された。代表は作曲家で元漫画家の菊田裕樹。スタッフには元『聖剣伝説3』プランナー陣・プログラマーのほか、作曲家の弘田佳孝や、グラフィッカー出身で同社を経てゲームデザイナーとなる町田松三(板倉松三)らが在籍した。 1999年にネオジオポケット用SLG『ダイヴアラート』バーン編・レベッカ編および『ファーゼライ!』を開発。また、PlayStation用RPG『クーデルカ』を開発。『クーデルカ』は当時最先端の多人数モーションキャプチャやボイス同録、リップシンクなど映像技術を盛り込んで制作されたが、監督の菊田はRPGの要となる戦闘のゲームデザインが平凡なことに難色を示し、完成と共にフリーランスへ転向し代表を退任する。作品は発売後、映像やストーリーの面で高い評価を得たが、短いプレイ時間、そしてゲームデザインの面では菊田の指摘通り課題の残る評価となった。 後任の代表取締役には『クーデルカ』で運営プロデューサーを務めた三原順が就任した。
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