SIGGRAPH ASIA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 05:26 UTC 版)
SIGGRAPH Asia (シーグラフアジア、ACM SIGGRAPH Conference and Exhibition on Computer Graphics and Interactive Techniques in Asia)は、コンピュータグラフィックス(CG)とインタラクティブ技術が発表されるカンファレンスと展示会である。研究、科学、アート、アニメーション、ゲーム、インタラクティブ技術、教育、新技術の情報に刺激を求め、技術分野とクリエイティブ分野で活躍する世界中の業界関係者や学生が数多く参加する。
来歴
1974年にコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議 ACM SIGGRAPH(シーグラフ)の 第1回会議がアメリカで開催された。以降、SIGGRAPHは、毎年夏(7月-8月)に北米で開催されており、コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する世界最大の国際会議として知られている。
2008年にSIGGRAPHのアジアイベントとしてSIGGRAPH Asiaが創設され、以降毎年冬(11月-12月)にアジア地域を持ち回りで開催されている。開催都市は公募で選出されている。
2009年には横浜、2015年には神戸、2018年・2021年・2024年には東京が開催地として選ばれた。
主なプログラム [1]
注:開催年によって変動あり
- Art Gallery(アートギャラリー)
- Birds of a Feather(バーズオブフェザー)
- Computer Animation Festival(コンピュータアニメーションフェスティバル)
- Courses(コース)
- Emerging Technologies(イマージングテクノロジーズ)
- Featured Sessions(フィーチャードセッション)
- Games(ゲームズ)
- Keynote Sessions(基調講演)
- Posters(ポスター)
- Real-Time Live!(リアルタイムライブ)
- Technical Communications(テクニカルコミュニケーションズ)
- Technical Papers(論文)
- XR
- Exhibition(展示会)
- Student Volunteer Program (学生ボランティアプログラム)
開催年・開催地・カンファレンスチェア・テーマ [2]
- 2008年 - シンガポール|Yong Tsui Lee | New Horizons
- 2009年 - 日本・横浜市(パシフィコ横浜)|稲蔭正彦 | The Pulse of Innovation
- 2010年 - 韓国・ソウル|Hyeong-Seok Ko | Elements of Imagination
- 2011年 - 香港|Zhi-Qiang Liu | Where Ideas Become Legend
- 2012年 - シンガポール|Susanto Rahardja |
- 2013年 - 香港|Wenping Wang | Sense the Transformation
- 2014年 - 中国・深圳市|Baoquan Chen | Big Ideas Start Small
- 2015年 - 日本・神戸市(神戸コンベンションセンター)|北村喜文 | [RE]volutionary
- 2016年 - 中国・マカオ|Hongbo Fu | Key to the Future
- 2017年 - タイ・バンコク|Surapong Lertsithichai | The Celebration of Life and Technology
- 2018年 - 日本・東京(東京国際フォーラム)|安生健一 | Crossover
- 2019年 - オーストラリア・ブリスベン|Tomasz Bednarz | Dream Zone!
- 2020年 - (オンラインのみ)|Jinny HyeJin Choo | Driving Diversity
- 2021年 - 日本・東京(東京国際フォーラム)|塩田周三 | LIVE
- 2022年 - 韓国・大邱|Soon Ki Jung | Colorful World
- 2023年 - オーストラリア・シドニー|June Kim | Connecting Stories
- 2024年 - 日本・東京(東京国際フォーラム)| 五十嵐健夫 | Curious Minds
関連項目
外部リンク
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脚注
- ^ SIGGRAPH Asia」公式サイトより
- ^ SIGGRAPH Asia」公式サイトより
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