RoleProviderCollection.Item プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

RoleProviderCollection.Item プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定されたプロバイダ名が参照するコレクション内のロール プロバイダを取得します。

名前空間: System.Web.Security
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Default
 Property Item ( _
    name As String _
) As RoleProvider

Visual Basic (使用法)

Dim instance As RoleProviderCollection
Dim name As String
Dim value As RoleProvider

value = instance(name)

C#

public RoleProvider this [
    string name
] { get; }

C++

public:
property RoleProvider^ default [String^] {
    RoleProvider^ get (String^ name);
}

J#

/** @property */
public RoleProvider get_Item (String name)

JScript

JScript では、インデックス付きのプロパティは使用できますが、新規に宣言することはできません。.

パラメータ

name

ロール プロバイダの名前。

プロパティ値
RoleProvider 抽象クラスを継承するオブジェクト。

解説

アプリケーションのロール プロバイダは、Roles クラスの Providers プロパティによって読み取り専用の RoleProviderCollection として公開されます。コレクション内の特定のロール プロバイダに名前を指定してアクセスし、こうしたプロバイダを SqlRoleProvider などの特定のプロバイダの種類としてキャストできます。これによって、複数のデータ ストアのロール情報を 1 つのアプリケーションで管理し、RoleProvider 抽象クラスに属していないロール プロバイダのカスタム メンバにもアクセスできます。

使用例

アプリケーション用に構成された SqlRoleProvider に、Roles クラスの Providers プロパティから名前によってアクセスするコード例を次に示します。

Visual Basic

Dim p As SqlRoleProvider = CType(Roles.Providers("SqlProvider"),
 SqlRoleProvider)
DescriptionLabel.Text = p.Description

C#

SqlRoleProvider p = (SqlRoleProvider)Roles.Providers["SqlProvider"];
DescriptionLabel.Text = p.Description;

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
RoleProviderCollection クラス
RoleProviderCollection メンバ
System.Web.Security 名前空間
その他の技術情報
ロール管理について