リバビリン
分子式: | C8H12N4O5 |
その他の名称: | リバビリン、ビラゾール、Virazole、Ribavirin、ICN-1229、RTCA、Viramid、ビラミド、ビロナ、NSC-163039、リバミジル、リバミド、Vilona、Ribamide、Ribamidil、1-β-D-Ribofuranosyl-1H-1,2,4-triazole-3-carboxamide、1-(β-D-Ribofuranosyl)-1H-1,2,4-triazole-3-carboxamide、1-[3-(Aminocarbonyl)-1H-1,2,4-triazole-1-yl]-1-deoxy-β-D-ribofuranose、レベトール、Rebetol、コペガス、Copegus、1-(β-D-Ribofuranosyl)-3-carbamoyl-1H-1,2,4-triazole |
体系名: | 1-β-D-リボフラノシル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボアミド、1-(β-D-リボフラノシル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボアミド、1-[3-(アミノカルボニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル]-1-デオキシ-β-D-リボフラノース、1-(β-D-リボフラノシル)-3-カルバモイル-1H-1,2,4-トリアゾール |
リバビリン
【概要】 グアノシン類似物質に分類される内服の抗ウイルス薬。商品名はシェーリング社の『レベトール』とロシュ社の『コペガス』。インフルエンザウイルスA型、B型、パラインフルエンザ、アデノウイルス、RSウイルスなど、多くのRNA型とDNA型のウイルスに対しても効果がある。HIVに対しては無効。
【用法】 HCVに対する併用効果:インターフェロンα2b(イントロン)3MU筋注とレベトール1000mg~1200mg/日もしくはペグインターフェロンα2b(ペグイントロン)1.5μg/kg/W筋注とレベトール1000mg~1200mg/日で、イントロン単独より有意にHCV RNA消失、組織像改善が得られた。副作用は主に貧血で比較的早期に起こる。他に抑うつ状態のため自殺企図、間質性肺炎は併用のインターフェロンによるもの。他の逆転写酵素阻害剤との併用で乳酸アシドーシスが増える心配がある。

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