RIビームファクトリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:33 UTC 版)
「仁科加速器科学研究センター」の記事における「RIビームファクトリー」の解説
理化学研究所で、1997年(平成9年)度から既存設備に増設し全RIビームを種類と強度において当時の水準を遥かに凌ぐ性能で発生させる重イオン加速器施設が整備が始まった。 仁科加速器研究センターで建設が進められ、2006年12月にファーストビームの取り出しに成功した。 RIビームファクトリー(RIBF)は、自然界には存在しない中性子の多い原子核中性子過剰核や、陽子の多い原子核陽子過剰核を加速器を用いて人工的に大量に生成して、原子核物理学、宇宙の元素合成の解明、超重元素の探査から、産業界へ応用まで幅広く研究開発を推進する施設。RIビームは、加速器を用いて、重イオンビームを高速に加速し、これを標的核に衝突させ核破砕反応を用いて生成する。同時に沢山の種類の不安定核が生成されるので、その後特定の核種を選別するため、複数の加速器とともに、2次ビーム分離装置BigRIPSから構成される。新元素ニホニウムの発見も行なわれ、周期表に新たに日本で発見された原子核が加わった。 海外の同様の施設としては、ドイツの重イオン研究所のFAIR、米国ミシガン州立大学の現行施設のNSCL及び、建設中のFRIB、フランスのGANILの現行施設のSPIRALと建設計画中のSPIRAL2などがある。
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