R.S.275トロフィーR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:55 UTC 版)
「ルノー・メガーヌ」の記事における「R.S.275トロフィーR」の解説
R.S.275トロフィーをベースに2シーター化し、極限まで性能を高めたサーキット向けモデル。2014年6月に250台限定で発売された。 2014年3月にセアト・レオンクプラ280によって奪われた、ニュルブルクリンク北コースにおける前輪駆動(FF)の市販車最速記録を奪還するために開発された。装備や各部の徹底した軽量化は相当なもので、シートに始まり、防音材、オーディオ、マフラー、ワイパーにまで及び、車重はR.S.275トロフィー比で約−100kgを実現。また、多段階調整式のダンパーとスプリングの組み合わせで詳細なセッティングが可能となっている。 エンジンはベースとなるメガーヌR.S.と同じ2.0L直列4気筒ターボエンジンだが、最高出力は10ps増の275psにアップ。車名の「275」はこの最高出力に由来したものである。 2014年5月15日、ニュルブルクリンク北コースにおいて7分54秒36のタイムを記録し、市販される前輪駆動車の最速記録を更新した。
※この「R.S.275トロフィーR」の解説は、「ルノー・メガーヌ」の解説の一部です。
「R.S.275トロフィーR」を含む「ルノー・メガーヌ」の記事については、「ルノー・メガーヌ」の概要を参照ください。
- R.S.275トロフィーRのページへのリンク