予防原則
1970年代から「海洋投棄条約」などに取り入れられ、1992年に「環境と開発に関するリオ宣言」の中で「環境を守るためには各国はその能力に応じて予防的アプローチを広く採用する。重大なあるいは回復不能な損害の脅威が考えられる場合、十分な科学的根拠がないことを理由に費用効果の高い環境悪化防止策を先延ばしにしてはならない。」と記され、環境問題への基本的な基準となった。
身近な例では、地域汚染を減少する可能性として、廃棄物やごみを減らし、リサイクル品を使用すること、医療スタッフが感染予防のため、手袋やマスクを着用することなどが予防原則に当てはまる。
- Precautionary Principleのページへのリンク