PiS 法と正義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 03:21 UTC 版)
「2011年ポーランド議会選挙」の記事における「PiS 法と正義」の解説
右派政党。2005年選挙でヤロスワフ・カチンスキ党首が首相となったが、前回2007年選挙で与党から野党に転落した。カチンスキ党首が続投中。大衆主義(ポピュリズム)。復古主義的改革を志向。カトリックの価値観にもとづき、伝統や慣習を基準として個人の自由を制限し、社会保障制度の充実による高福祉社会の実現を目指す。経済の規制緩和や国営企業の民営化に関してはPOよりもさらに慎重な姿勢を採る。他国の右翼勢力と異なり人種差別やユダヤ人差別に対して激しく反対し、ローマ・カトリックの追求する世界市民主義(コスモポリタニズム)と融合している点にその独自性がある(カリシュの法令、コンスタンツ公会議、黄金の自由、5月3日憲法などに見られるように、ポーランドの社会はその伝統的社会思想が多民族・多文化共存であるというユニークな特徴がある)。旧「連帯」系。
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