PXEの実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 15:06 UTC 版)
iPXEは、サポートされている ネットワークインターフェースカード(NIC)上に存在する標準PXE ROMを置き換え(re-flashing) るか、NICの標準PXE ROMでブートし、iPXEバイナリを chainloading するかでコンピュータによって起動出来るので、NICを再書き込みせずにその機能を使う事ができる。iPXEファームウェアは、その構成スクリプトをファームウェアイメージに埋め込むことが出来るので、何らかの構成変更は、NICの再書き込みを必要とする。 iPXEは、iPXEによって提供されるネットワークカードドライバを使うか、iPXEが標準PXE ROMからiPXEがチェーンロードされた場合、標準 PXE UNDI ドライバのどちらかを使う、固有のPXEスタックを実装する。独立したPXEスタックの実装は、NIC上に標準 PXE ROMがないクライアントが、代替の媒体からロードすることにより、代替 iPXEスタックを使えるようにする。
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