PYG〜井上堯之バンド
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1970年のスパイダース解散後は、1971年に井上堯之、沢田研二、萩原健一、岸部修三(岸部一徳)、大口広司と共に「PYG(ピッグ)」を結成。その後は井上堯之バンドのメンバーとして、キーボーディストのほか作曲家としても活動。ドラマ『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』『寺内貫太郎一家』といった作品のサウンドトラックの作・編曲を担当した。出世作になった『太陽にほえろ!』への参加は、萩原健一の推薦によるものであった。 同時期に沢田研二のバックバンド・作曲家としても活動し、1975年には「時の過ぎゆくままに」を提供した。また、1977年に沢田に楽曲提供した『勝手にしやがれ』で第19回日本レコード大賞、翌年の『LOVE (抱きしめたい)』では同賞の最優秀歌唱賞のほか、各賞を受賞。また並行してさまざまなミュージシャンに楽曲を提供した。 1977年、初のソロアルバム『Free Ways』を発売。1978年には、セルフ・カバー・アルバム『Windward Hill』をリリース。『サミー・ボウ/美しい旅人に出会うため』がシングル・カットされた。アルバム名は1978年にグアム島に建てた自身のスタジオ「ウィンドワードヒルスタジオ」から取っている。
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