ポップ‐ビフォー‐エスエムティーピー【POP before SMTP】
POP before SMTP
POP before SMTPとは、メール受信動作後しかメール送信ができないようにすることで、SMTPサーバーに認証機能を与える方式のことである。
メール送信時にユーザー認証をする仕組みが無いSMTPでは、誰でも送信できてしまうために外部ネットワークからの迷惑メール送信などを抑止することができない。そのため、ユーザー認証の手段として、受信時の認証を代用している。具体的には、受信時ユーザー認証する際にIPアドレスを一定期間記憶しておき該当IPアドレスからの送信だけを許可することでユーザー認証を実現している。
POP before SMTP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 06:41 UTC 版)
POP before SMTP(POP ビフォー SMTP、ポップビフォーエスエムティーピー)とは、SMTPに利用者認証を付加するための機構。利用者が電子メールをSMTPで送信する前 (before) に、POP (POP3) の認証を通過させておくことによって送信を許可することから、この名称があった。
- ^ SMTP-AUTHの提案文書は RFC 2554であり、RFC 2476と同時の1998年12月の発行。
- ^ 現在の最新文書はRFC 6409。
- ^ 「POP Before SMTP」廃止のお知らせ- 7-dj.com
- ^ メール送信時のユーザー認証 「POP before SMTP」の終了のお知らせ- TikiTikiインターネット
- ^ 「POP Before SMTP」とは何ですか。なぜ廃止するのですか。 - NTT Communications
- 1 POP before SMTPとは
- 2 POP before SMTPの概要
- 3 現在
POP before SMTP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 02:28 UTC 版)
「Simple Mail Transfer Protocol」の記事における「POP before SMTP」の解説
SMTP-AUTH 標準化以前に普及したユーザー制限方法。メール送信する前にメール受信(POP3 の ログイン)を要求するため、こう呼ばれる。RFC 2476 - Message Submission において、クライアントを制限する方法の一つに挙げられたもの。 詳細は「POP before SMTP」を参照
※この「POP before SMTP」の解説は、「Simple Mail Transfer Protocol」の解説の一部です。
「POP before SMTP」を含む「Simple Mail Transfer Protocol」の記事については、「Simple Mail Transfer Protocol」の概要を参照ください。
「POP before SMTP」の例文・使い方・用例・文例
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