OleDbCommand.CommandType プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

OleDbCommand.CommandType プロパティ

CommandText プロパティの解釈方法を示す値を取得または設定します。

名前空間: System.Data.OleDb
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overrides Property
 CommandType As CommandType

Visual Basic (使用法)

Dim instance As OleDbCommand
Dim value As CommandType

value = instance.CommandType

instance.CommandType = value

C#

public override CommandType CommandType { get;
 set; }

C++

public:
virtual property CommandType CommandType {
    CommandType get () override;
    void set (CommandType value) override;
}

J#

/** @property */
public CommandType get_CommandType ()

/** @property */
public void set_CommandType (CommandType value)

JScript

public override function get
 CommandType () : CommandType

public override function set
 CommandType (value : CommandType)

プロパティ値
CommandType 値の 1 つ。既定値は Text です。

例外

例外の種類	条件
ArgumentException	値が有効な CommandType ではありません。

解説

CommandType プロパティを StoredProcedure に設定したときは、CommandText プロパティをストアド プロシージャ名に設定する必要があります。Execute メソッドの 1 つを呼び出すと、コマンドがこのストアド プロシージャを実行します。

現在の接続で実行またはフェッチ操作が実行中の場合は、Connection、CommandType、および CommandText プロパティは設定できません。

CommandType を Text に設定した場合、OLE DB .NET プロバイダでは、OleDbCommand が呼び出す SQL ステートメントまたはストアド プロシージャにパラメータを渡すための名前付きパラメータを利用できません。この場合は、疑問符 (?) プレースホルダを使用する必要があります。次に例を示します。

SELECT * FROM Customers WHERE CustomerID = ?

したがって、パラメータの疑問符プレースホルダの位置と、OleDbParameter オブジェクトを OleDbParameterCollection に追加する順序とを、正しく対応させる必要があります。詳細については、「コマンドによるストアド プロシージャの使用」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
OleDbCommand クラス
OleDbCommand メンバ
System.Data.OleDb 名前空間
その他の技術情報
コマンドの使用