OZシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 08:55 UTC 版)
「ウルトラQ dark fantasyの登場怪獣」の記事における「OZシステム」の解説
第23話「右365度の世界〜ALICE in the 365 degree world〜」に登場。 パラレルワールドに物や人を転送させるシステムで、渡来教授のゼミの受講生である吉安が独学で作り上げたもの。OZマシンの発動時、虹色の光が集束されて1滴のしずくとなって落ち、その粒子振動のデータが受信され、その次にデータを送信された携帯電話に出ることで、自分だけが観測者の世界(=パラレルワールド)へ転送される。発明者である吉安自身は、「虹の波動装置」とノートに書いている。 偶然、猫のシュレディンガーがスイッチを押したことで、そばにいた渡来の受講生の1人である乙村を巻きこみ、世界が無限に広がる事件を起こすこととなる。波動を浴びたことでシュレディンガーはパラレルワールドを自由に行き来できるようになり、無限の可能性の粒子をばら撒き、世界を無限に分裂させる危機を生み出す。最終的には、可能性の波の数だけシュレディンガーが分裂を起こすが、その危機を回避して重なる世界を再び収縮させたのは、乙村の1滴の涙による粒子振動であった。渡来教授の説明によれば、誰かに何かを伝えたいという想いが涙の波動をスピン2回転させ、世界を元に戻す。 タイトルの書体イメージは、『鏡の国のアリス』をモチーフとしており、ヒロインである乙村をアリスに見立てている。
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