OSのIPv6対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:26 UTC 版)
オペレーティングシステム (OS) は、多くがIPv6に対応している。具体的には、Microsoft WindowsではWindows XPおよびWindows Server 2003以上で利用可能であるほか、FreeBSD, NetBSD, OpenBSD, Linux, Solaris, AndroidなどのUnix系のOSやmacOS, iOSはIPv6に対応している。 一部には仕様に厳密には従っていない実装も見られる。例えば、Windows 8は30日毎にIPv6/IPv4の到達性を確認し、IPアドレスの優先度を変更するが、この動作は RFC 3484 非準拠である。 なお、IPv6のプロトコルを有効にしているWindowsを使用しているユーザーは、ISPがIPv4のみを提供している場合でも、Microsoftが無償提供するTeredoサービスを利用する形で、通信速度に問題があるものの、既に基本設定でIPv6で通信可能な状態になっている場合がある(ただし、Teredoサービスを利用している場合には、DNSクライアントの仕様のため、事実上IPv6が使用できない)。
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